「残さず全部食べなさい」というのが日本の文化だとすれば、中華系文化は「客人をもてなすのに、テーブルに食べ物が残されていないというのは恥だ」という考え方があるかと思います。
初めて中国を訪れた際、餃子が食べたいと頼み、とてもおいしかったので自分でほとんどをたいらげました。
残り1つになったときに、もっと食べるか?と尋ねられたので「もうお腹がいっぱいなので、これを1つ食べたら最後にします」と言った突端、3皿追加注文されました。
当然、食べられません・・・。
その時に、中国では食べつくすということが相手に恥をかかせることになるのだと知りました。
今日、とあるホーチミンにある日系ラーメン屋に訪れたところ、細身の女性が豚骨ラーメン+チャーハン(1人前)+鳥から揚げ(てんこもり)を1人で食していました。
ヤセの大食いかと思いきや、
そうでもなさそう。
その女性は右隣にいたのですが、左隣に同じく中華系の男性が訪れ、まったく同じ注文をしていました。
男性だから食べ切れなくはないでしょうが、お腹が苦しくはなりそうです。
そんなにたくさん頼まなくていいのに・・・と日本人感覚では思います。