日本はハンコ社会ですが、ベトナムはサイン社会です。
会社には会社印がありますが、どう作っているのか確かめたことはありませんが、日本の印鑑のように一つ一つの違いを出そうとしているのとは違い、(偽造しようと思えば簡単に偽造できそうな)コンピューターと機械で作っているような代物です。
話を「サイン」に戻しますが、自分が子供の時に芸能人を真似したように、いろいろ趣向が凝らされているなーと感じます。
特に、立場が上役、学歴が高い、常日頃から外国人を相手にしているような人たちのサインは、スラスラスラスラスラ~と複雑なのに手慣れた様子で幾何学的な模様を描きます。
ベトナム人にとってはここに至るまで、何千何万のサインを書いてきたのだと察し、それが当然だと思いました。
在留資格交付認定証明書申請の際、雇用契約書が必要です。
会社は代表印、労働者側のベトナム人はサインです。
立派なサインを書く者もいますが、「えっ?」と思った者もいます。
スラ・・・。
(簡単に真似できそう)
初めて遭遇した時は驚き、確認します。
慣れていない若者や地方出身者はそうなんだそうです。
写真のサインは高学歴者。