驚くほど出店が早い店舗もあれば、未だに出来ていないのかと感じる店舗もあります。
店舗の移り替わりが早いレタントン通り界隈は、この差が顕著に分かります。
そして、早い会社は、巧みで強いです。
一風堂さんが4Psさんとパートナー契約を結ぶ価値が納得できます。
一風堂さんのベトナム1号店はホーチミンの高級住宅街7区。
顧客が富裕層であったり、調理・倉庫スペース(特に各地にスープなどを配送するセントラルキッチンとしての機能)に充分な広さを確保することを考慮すれば戦略的な基地局だったと思います。
同時にいずれは、もっとも集客が望めるレタントン通り界隈に進出してくるだろうと誰もが予想したはずです。
2号店の情報が洩れることはなかったのですが、居ぬき店舗の改装工事からオープンまではとても早かったことが印象深いです。
それ以前に、一燈さんをレタントン界隈で看板を見つけましたが、数か月経って未だ工事中の様子でした。
工事期間中も賃貸料は発生しているとすれば、オープンまでにいかに早く漕ぎつけるかはベトナム飲食店ビジネスにおいて重要なのかと思います。
でも、一風堂さんの関内店がそうだったように、内覧を疎かにするとオープンしたものの、運営不可能で閉店に追い込まれるリスクもあることが難しさです。
ベトナムの建築物ならなおさらだと思います。