ドアの前に貼られてある貼り紙には「sang mặt bằng」と書かれています。
ベトナム語で"このお店を売ります"です。
このブログで何度か記述しています通り、自分流ダイエット中なので贅沢ができる食事の回数が減っています。
なので、移り変わりが激しいホーチミン市内の第一日本人街地区において、訪れたことがないまま去っていくお店があります。
(ベトナムにおいて現地で調達できる食材が限られているので、料理メニューにおける目新しさはほとんどなくなりました。)
写真のお店もその1つで、食す機会なく、去られてしまいました。
このお店が出来る前は、ラーメン屋さんだったのですが、そこも同じく食することなくお別れでした。
ベトナム人大学生と話題にしていたのですが、
景気がいいときなら、ほぼすべての店が大丈夫。
不景気のときなら、ほぼすべての店がダメ。
1つの店が潰れて、すぐに新たな店ができてはまた潰れてだと、異常なはずです。
おっちょこちょいが続出しているとしか喩えられません。
自分で食したことはないですが、近所に勤めているベトナム人情報だと「あそこは安くて美味しい」と耳にしたことがあります。
間違っているかもしれませんが、このエリアにおいては「高い、美味い、客が多い」でしか生き残れぬ気がしてきました。