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タイの乱射事件で思うこと

写真はタイで撮ったものですが、事件とは無関係です。
写真はタイで撮ったものですが、事件とは無関係です。

昨日から今日にかけて(2020年2月8日から9日)報道されていたタイの軍人が金銭トラブルで口論となった上官を射殺して、その上官の銃を奪って同僚らを射殺、さらに機関銃などを奪って軍用車両で近くの大型ショッピングモールへ移動し立てこもる。その道中では民間人に向かって乱射して、多くのの死者・犠牲者が出たという事件がありました。

 

最終的には、犯人が射殺されたことで収束しましたが、犠牲者や遺族の怒りや無念が晴れるわけもなく、ただただ悲惨だったとしか言い表しようがありません。

 

自分が受ける印象や勘でしかないのですが、こういう事件は日本やベトナムでは起きないと思います。

 

日本でも奇怪な事件はたくさんありますし、ホーチミンの街中で鉈を振り回して暴れている男を年に2回ぐらいは見ます。

 

けれど、今回のような事件が起こるのはアメリカや中国、韓国、そしてタイだと思います。

 

銃や機関銃との身近さもありますが、怒りの感情としての「ブチ切れ方」に日本とベトナムにはないもう1つの異次元があるような気がします。

 

怨嗟による殺人事件はある。

怒りの矛先が周囲に及びこともある。

無差別大量殺人事件も残念ですが時々起こる。

 

ここまでなら日本でもベトナム(※ベトナムで無差別大量殺人事件はまだないかもしれませんが、今後の危うさはあります。)でも起こりうることなのですが、

 

今回のように怨嗟によって上司を殺して、慈悲なく周囲にまき散らして、

ショッピングモールへの移動中に傍若無人に乱射して、

自殺するわけでもなく立て籠った。

 

立て籠って何を目指したのか・・・?

 

なぜ違うことをしようとするのか?

 

理解不能であり、

タイは理解不可能な事件がしばしば起きます。