ハノイに出張していました。
2泊3日のハノイ滞在だったのですが、ちょうど着いた日にハノイで新型コロナウイルス感染者が再びみつかったと報じられました。
それまでは16人の感染者が現れたものの全員が完治したと報じられ、数日が経とうとしていたので、学校も再開されようとしていた中で、再び2週間延長になったそうです。
宿泊先ホテルで会った日本人の方と話していたところ、ハノイは危険だからホーチミン出張が前倒しになったそうです。
暑い場所の方が安全だという考えが浸透しているようです。
そういう人たちが多いのかどうかはさておき、ハノイの空港(国内線)は混んでいます。
飛行機のチケットが安いというのもありますが、疎開が目的というのも何割かはいるのかもしれません。
けれど、ラウンジは普段よりも空いていました。
エグゼクティブはこの時期の移動を避けるのかもしれません。
ハノイでもホーチミンでも訪れた店先で「何人だ?」と訊かれることが多くなりました。
日本人だと答えると嫌そうな顔をします。
「心配しないでくれ。私はホーチミンに住んでおり、ホーチミンからやってきた」と付け加えると受け入れてくれます。
日本人だというだけで肩身の狭い思いをします。
ハノイで感染者が現れたため、
ハノイからホーチミンに帰ることがホーチミンの身近な人たちに対して申し訳ない思いです。
移動が罪になってしまっています。
はやく終息してほしいです。