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出入国在留管理庁が特定技能外国人の採用を斡旋

特定技能制度の活用のためのマッチングイベント等の実施

主催:出入国在留管理庁

出処:出入国在留管理庁「マッチングイベント等の実施による特定技能制度の活用の促進について」
出処:出入国在留管理庁「マッチングイベント等の実施による特定技能制度の活用の促進について」

<ノルマがある>

 

出入国在留管理庁としては特定技能外国人数について「目標人数(想定人数?)」を設定してしまいました。

 

ところが、いざスタートしてみると、まったく人気がありません。

新型コロナウィルスの影響もありますが、その前からぜんぜんダメでした。

 

 

<特定技能の3大欠点> 

 

  1. 本人が望めば転職ができること
  2. 同じ年齢・同じ経験年数を持つ日本人と同じ待遇(給料など)にしなくてはならないこと
  3. 仲介業者が介入すること

です。

 

そのような中で「マッチングイベント」や「マッチングサイト」をやっていたら、

どんどん転職してしまい、人材獲得競争に勝てる企業であればいいのでしょうが(そもそも勝てる企業は外国人材を求めるのか・・・?)、勝てない企業はより一層「特定技能は使いたくない」と動きになっていくような気がします。

 

<どうする出入国在留管理庁?>

 

国会で法案を通して入管法が改正(?)され、局から庁に格上げされて、予算も役職席も増えたはずです。

外国人労働者を受け入れるため、それに対応すべく拡充が図られました。

 

ところが新型コロナウイルスの影響で訪日数は激減・・・

東京オリンピック・パラリンピックは中止の危機・・・

そして、入荷法改正の象徴的な存在ともなって外国人労働者受け入れのための新在留資格「特定技能」ですから、何としても増やしていかねばならないという立場はお察します。

 

けれど、人気が出ないがために、予算を増やしてプロモーションするよりも、

中身が劣悪であることに気づいて、本当の改正をすべきだと思います。

 

それか入国管理局に戻るか・・・