怒るほどのことではないのですが、ベトナム人たちに「お正月は日本に帰りますか?」なぜか毎度イラっとします。
なぜ 苛立 つのか分析してみました。
きっと、彼ら・彼女らは悪気なく言っているのでしょうが、その無頓着さが嫌なのかもしれません。
たとえば、ベトナムにいる日本人同士だと随分前から「お正月は日本に帰れないですね・・・」というやりとりがなされています。
コロナの影響で今年のお正月は日本へ帰らないのが普通で、
日本へ帰る人は普通でない人か、普通でない事情がある人です。
菅首相がベトナムに来た時は隔離を免除されましたが、
普通の人は隔離されます。
日本へ戻って、再びベトナムに来ようとするには手続きに3か月ほどかかるそうです。
ベトナム人らがそこまで細かな事情は知らないことを理解できますが、多少はどういう状況だか判っているはずです。
けれど、何も考えず「お正月は日本へ帰りますか?」と軽はずみな発言で愚かさを露呈し、
何人からも訊かれるので、花粉症を同じくバリアが決壊しました。
その愚問に返事をするのも「どう思う?」と返すのも嫌気がさします。
そんなことでいちいち腹を立てていたらベトナムで生きていけないので、
心の内でイラっとしていたのですが、油断していたり機嫌が悪い時だと表に出てしまうことがあります。
先ほどがそうでした。
さすがにそこまで汲み取る必要はないでしょうが、
海外で働く日本のサラリーマンは親の死に目に会えない覚悟で働いていたりします。
コロナ禍だと、3か月ほども現場から離れるのですから日本で行われる葬式に参列するのは退職覚悟で向かうか、諦めるかです・・・。
同情を求めているのではなく、アホな質問をしないでほしいというだけです。